新型コロナ自粛でストレスをためる前に

2020年4月も中旬に入りましたが、

新型コロナウイルスによる緊急事態=自粛要請が続いています。

 

ブログにも書きましたが、

このコロナ騒動が始まった当初に感じた、

「大袈裟じゃないの?」という思いは

実は今も感じています。

 

でも、そんなこと大きな声で言えない雰囲気になってきました。。。

まさかここまで大騒動になるとは思っていなかったからです。

何か言えば不謹慎だデマだと糾弾されかねないからです。

 

自分の思いとは異なる世の中が目に映ることは、

それは自分にとって「ストレス」になるわけです。

でも、同じように思ってる人は多いはず。

 

インターネット、とくにSNSでコロナ関係の話題を追うと、

そこには「怒り」ばかり目に付きます。

そんな怒りのコメントばかり読んでたら、こっちまで怒りが伝染して、

とてもじゃないけど精神的に病んでしまいます

 

無駄にストレスをためないためにも、

心構えのようなものを持っている必要があると思い、

この記事を書きました。

 

国の政策が正しいか誤りか、まだわからない

まず冷静になるためには、テレビやSNSで繰り広げられているような、

自国政府への怒りや批判は避けた方がいいなと思いました。

 

とはいえ正直なところ、僕も国の対応にイライラすることは多いです。

正直、国の対応は現時点ではグダグダだと思います。

 

とくに、未だに満員電車が走っている現状を見るにつけ、

飲食店とか娯楽施設とかに自粛しろと言ってるけど、

「一番の感染源じゃないか!」と頭にくるわけです。

もちろん乗客でなく国の対応に腹がたつという意味です。

 

要するに、強制力なく中途半端に自粛するくらいなら、

自粛要請なんか一切やめてくれ!と思うわけです。

 

でも、そこでイライラする前に思ったのは、

こういった大きな問題が起こった後、

必ず時間が過ぎてから「政府の対応はどうだったか」の分析が行われるということです。

情報が全部出そろって冷静な目で客観的な判断ができるようになります。

そこでテレビや新聞などのメディアや国民が政府の対応を客観的に評価するわけです。

評価はその時でいいか、と思ったのです。

 

しかも、その時に「実は政府の対応は正しかった」などと報道されることもあるわけです。

実際に現段階でもなおコロナウイルスに対して正確な医学的情報が出ていないわけで、

政府や専門家でさえ意見が異なるわけで、

その意見の相違がそのまま報道されているわけですから、

末端の国民レベルで本当に正しい判断なんてできるわけがないと思うのです。

 

政府は間違ってる、俺が正しい!って思う前に、

まあ、もう少し冷静に政府の対応を見てみようかと思ったのです。

そう考えると、少しイライラがおさまるかと思いました。

 

マスクをせず出歩く人を責めないこと

怒りの矛先は国だけでなく一般の人にも向かい、

一般人同士が衝突することもあるようです。

 

例えば、マスクをせずに出歩いている人に対して、

怒りを感じている人もいるようです。

そこで怒りを感じている人は恐らく、

「未だにマスクが手に入らない」という現状をご存知ない人かと思います。

 

一部の人で、ネットならマスクが手に入ると思っている人もいるようですが、

大きな勘違いか事実誤認であり、いまだに手に入りません。

「マスクなんか粗悪品でも何でもOK」という人なら別かもしれません。

 

僕は花粉症なので何十年も前からいろんなマスクを使ってますが、

やっぱりユニチャームの立体マスクが一番です。

でも、どこにも売ってません。

(今は布マスクを作ってもらったのでそれを使ってますのでOKですけども。)

 

思うに、相手に怒りを感じるなら自分が出歩かないようにするしか対応方法がないのです。

仕事に行かなければ生活できないんだから仕方がない!と思うなら、

やはりマスクをしない人に対して我慢するしかないですよね。

ほしくても買えない人かもしれないですから。

 

また、薬局に朝早く並んでマスクを買うお年寄りに対しても怒りの声が上がっていますね。

でも、本当にマスクが欲しい人って重症化しやすいお年寄りだと思うんですよね。

だから切実にマスクがほしいんでしょう。

 

ウイルス感染にマスクは無意味と言いますが、

それを知ってる人も少ないのではないでしょうか。

 

または、家族の為に平日の昼間でも動けるお年寄りが、

家族に代わって並んであげてるのではないでしょうか。

 

それに、マスクしてないだけで知らない人から責められると思ったら、

健康とかの問題よりも、「責められたくない」という理由で、

なんとかマスクを手に入れたいと思う人だっていますよね。

 

こういうと時だからこそ、相手の立場に立って、

思いやりを持って世の中を見ないと、

怒りばかりが湧いて自分が苦しむことになります。

 

事実は何か?を考える

以前に、コロナに対する各国の対応や様子などをまとめました。

ちょいちょい時間を見て更新してますが、以下のブログです。

思うに日本は検査数が少なくてインチキだという意見がありますが、

問題は検査数ではなくて死亡者数だ思うのです。

死亡者数だけを見れば、さほど多くはないし、

各国と比べてみてもかなりの少なさです。

感染者数は検査が増えれば増えるに決まってますから、

やはり注目すべきは死亡者数ないしは重症者数だと思うのです。

 

もちろん死亡者数が少ない点についても、

死亡者に対してコロナ感染していたかどうかの検査をしていない

という報道もありますので経過は注視していく必要はあると思っています。

 

でも、今のところ「死亡者の少なさ」が一番重要な事実だと感じています。

現段階で「死の病だ」と異常に怖がって精神的に病む必要はないと思っています。

 

あと、重症化についてもテレビでは専門家が、

「8割は大丈夫と言っても、2割は確実に重症化するから怖い」

と言ってますが、2割の内訳を知らねばなりません。

2割のうち、多くは高齢者という事実があります。

 

若い人だって感染するというショッキングな海外の動画なども流れてますが、

若い人が重症化して亡くなるのは確率から言えば小数なわけですから、

そこも正しく事実を知らなければなりません。

無駄に怖がる必要はないと思うのです。

 

もちろん少しの確率でも感染して重症化したら大変ですから、

感染のリスクは回避する必要があるのは間違いありませんが、

まず最初に事実を知って、事実(とおもわれること)を軸に行動しないと、

あっちこっちに振り回されて混乱し精神的に疲れてしまいます

 

もちろん事実は後から訂正されることもあるでしょう。

でも、ほぼ正しいと思われる事実はおおよそ把握できるはずです。

本当に100%正しい事を求めず「ほぼ確からしいこと」を基準に、

今後の行動を考えていくのがベターかと思っています。

 

デマ情報で無駄に腹を立てない

もちろん、こんな状況ですから、疑心暗鬼になる気持ちもわかります。

何が事実なのか、誰を信用したらよいのかわかりませんよね。

 

でも、世の中には明らかにデマだと思われるような話も、

さも事実かのようにインターネットなどで出回っています。

これはもう明らかに「おかしいな」と思うことは、

一旦「価値判断」を保留しましょう。

 

中には本当に酷いデマもあり、そしてそれを妄信する人たちが、

さらに酷いデマを流すという悪循環も生じていますから、

「あの人だけでなく、この人も言ってるから、やっぱり事実だった」

と錯覚してしまう人もいるようです。

 

どう考えても「狂ってる」と思えるような話も信じてしまう人もいます。

でもそれは信じてしまう人が悪いのではありません。

そうさせる状況が今、自然発生的に起きているということです。

 

なので、その悪循環に自らハマらないように注意しなければなりません。

 

当然のことながら、そういった情報に感情を振り回されるのは、

精神を病んでしまう原因になります。

 

実際、今実際に発生しているデマの多くが東日本大震災(放射能被害)の時にも、

非常に似たようなデマとして流れました

それが何かはここでは書きませんけど。。。

だいたいデマのパターンは決まっているのです。

 

平常心で「できること」を丁寧にやる

もちろん逆に、デマと思えるような、にわかに信じがたい話も、

政府やマスコミで取り上げられるようになることもあります。

 

そういう状態なので、何がデマか事実かわかりませんので、

なおさら価値判断や、時には善悪の判断さえ止める必要があります。

そうでないと感情に振り回されてしまうからです。

 

結局どんな時でも平常心が一番です。

人間誰しも、できることしかできません。

 

そして奇跡は起きません

一つ一つ丁寧に対処していくしかありません。

感染を拡大させないようにできるだけのことをして、

平常心で生活しましょう。

 

でも、できることをしないということは避けましょう。

無理のない範囲でできることをしましょう。

少なくとも重症化して死亡リスクの高いお年寄りや持病持ちの人だけは守ってあげましょう。

 

思いやりを持ちましょう。

SNSで批判したり暴言を吐く人の気持ちもわかってあげましょう

収入がなくなり生活苦に陥っている人は、

気が気ではないと思います。

 

気を付けることはちゃんと気を付けて、

あとは普通に暮らしましょう。。。

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