ぜんぜん知らんかったです。
千羽鶴の件を別のブログに書いたんだけど、SNS界隈では、すごい盛り上がってたんですねー。
なんと、キンコン西野氏や、ホリエモン氏も宣戦布告していた!笑
堀江さんは20日、「ウクライナへ千羽鶴を送るな/北海道侵攻が起こる可能性はあるのか解説します」と題して公開した動画の中で、「日本人によくある善意押し付け行動である千羽鶴のウクライナ国旗バージョンが作られたということで、迷惑でしかない」とバッサリ。続けて、「『私たちの気持ちを届けたい』みたいな。じゃあ、気持ちだけ届けさせればいいのに。何なら、金をくれっていう感じだと思う」と言い、「ウクライナの人は『これ、もらってどうするよ』となる。だって、めちゃくちゃ捨てづらいじゃないですか、善意の押し付けだから。『相手の気持ち考えろよ』みたいな」と斬り捨てた。
そして、「まぁ、日本人によくいるちょっと頭の弱い善意の押し付け方の象徴だと思いますけど、ぜひやめていただきたい」と堀江さん。「なんなら『お金を送りなさい』と。それが一番相手が使いやすいです」と説き、「これまでも震災とか色々なことがあった時に善意の押し売りをする人がいますけど、募金を募って送ってあげるのが一番いい支援の方法だと思います」と私見を述べた。
さすがホリエモン、迷惑だからカネ送れと!
当事者が言うならまだしも、お前が言うなって思っちゃうんですが、どうでしょうか!? 笑
Contents
千羽鶴不要論は昔からあるのに、なぜ今炎上?
そして僕も参戦。(戦うつもりはないけど。笑)
千羽鶴がどうこうってのは、こっちのブログに書きました。
ウクライナへの“千羽鶴” ひろゆき氏「処理に困る」DaiGo氏「狂気」
個人的には上に書いた通り千羽鶴って微妙です。苦笑
だって、送られた現地が困ってるって話は、テレビで散々報道されていたからです。
だから、(しないでしょうけど)僕がもしも千羽鶴を送る立場なら、まず必要かどうか現地に聞きますね。
それでも、相手によっては「ぜひほしい」という人がいれば送ればいいのかなって思います。
これって、千羽鶴云々というよりも、送り方の問題です。
もっと言えば「気持ち」を送れば何でも良いわけですから。
工夫次第で「どうにでもなる」話です。
なのに、この炎上っぷり。
そういえば芸能人のメッセージ付き千羽鶴とかも昔あったよね。
それなら欲しいとか言い出す人もいるでしょう。笑
そもそも千羽鶴って、そういう精神的なサプリみたいなものです。
食べ物とかお金にはない(こともないけど)、精神的効果ですね。
でも、今の世の中、そういう気持ちだけの効果みたいなものは軽視されちゃいますけどね。
ま、それは仕方ないですね。
宅配便の受け取り拒否ってできないのかな?
逆に、もしも僕がもらう立場なら、もらえたら嬉しいですよ。
僕だったら、僕のことを思ってくれたんだって感動します。
だから千羽鶴という文化自体には賛成ですね。
この風潮にビビって、個人間でも千羽鶴を送る文化が消えたら悲しいですね。
でも部屋が埋まるほど大量に友達が持ってきたら受け取り拒否しますけどねー。
大使館も受け取り拒否すればいいだけ、ただそれだけだと思うんですよね。
ていうか、今回は大使館ですから、確実に受け取り拒否されるんじゃないの?苦笑
被災地とか大使館なら、支援要件(必要なものリスト + 不要なものリスト)って最近は必ず出すでしょ?
事前告知しても要件に遭わないものが混ざってたら受け取り拒否すれば良いだけだと思うんですけどね。
千羽鶴は当事者同士の問題だと思う
ていうか、そもそも、こういう送る送らない、いるいらないの議論て不毛ですよね。
送る人と貰う人、当事者同士の問題なのだし。
それをなぜ有名人が上から目線で非道な言葉でまくし立てる必要があるのか?
「だーかーらー、善意の人に対して普通は「いらない」って言えないでしょ?
だから代わりに、ひろゆき様やDaigo様、ホリエモン様が「狂気」「迷惑」「愚者」って言ってくれてるんですよ!」
という声が聞こえてきそうです。笑
そりゃあ個人だったら言いにくいけど、当事者は被災地のボランティア団体でしょ、大使館でしょ。
めっちゃ「いらん」って言いやすいでしょう。
しかも事務的に。
千羽鶴の処分費用1億はガセネタ
またはゴミに出すかですね。
折り鶴は燃えるゴミなので処分費が膨大ってのはちょっと考えにくいですし。
自分で焼却場にゴミを持って行ったことがない人が適当に言ってるのかもしれませんね。
あと、こういう記事も出てますね。
広島の折り鶴の処分費用が1億円というガセネタが蔓延したことがあったみたいです。
誤りが指摘されていたのは、同書第4章にある「広島市では毎年、平和記念公園に届けられる10トン分の千羽鶴の処分費として1億円の予算を計上している」(143ページ1行目)という部分。これについて、ブログ「顧歩日記」が「広島市は千羽鶴の処分に年間1億円をかけて『いない』」との反論エントリを掲載し、インターネット上で大きな話題となっていました。同ブログによると、広島市に直接問い合わせたところ、「折り鶴の処分費として1億円の予算を計上しているという事実はありません」との回答が得られたそうです。
宝島社に問い合わせたところ、該当部分については「今回は弊社で確認の不備があったことから、事実誤認がございました」と、誤りであったことを認めた形に。今後は同社Webサイト上にお詫びを掲載するほか、重版分では該当部分を訂正するとのことでした。併せて作者のTwitterアカウント(@cn2mrym)でも、事実誤認についてのお詫びと訂正が掲載されています。
ウクライナ大使館への折り鶴が10トンにもなるわけないと思いますが、1トンあたりかかっても3万円くらいだと思うんですけども…。
それでも不要なら拒否ればいいだけ。または事前に不要と告知する。
「被災地に千羽鶴はやめるべき」熊本地震で現場はどうだったか
でも、そもそもの話ですが、最近は折り鶴迷惑論が周知されたこともあり、あまり送ってこなくなったって既に報道されてますよね。
こちらは熊本地震の時の記事です。
――熊本地震の際は、被災地にどれほど千羽鶴が贈られて来たのでしょうか。
室長: 量としてどれほど来たのかは、市で一元的に総括していないので具体的にはわかりません。知り合いのつてで仮設住宅所へ贈るなど、避難所、各自治体、学校などそれぞれ被災者のいる場所へ直接送るケースが多いですから。
室長: ただ正直言うと、発災直後に千羽鶴や色紙はそれほど送られてこなかったと思います。個人からの支援物資としては、やはり水や衣類といった「生きていくために必要なもの」が優先的に届きました。千羽鶴や色紙は、震災からしばらくたって現場が落ち着いてからでしたね。届いた千羽鶴の廃棄に困っているという話は聞いたことがなく、報告書としてもあがってきたこともありません。
――支援物資で処置に困ったことは何かありましたか。
室長: 処置に困ったのは折り鶴や色紙よりも、避難者が少なくなった後でも日本全国から個人の支援物資が大量に届いてしまったことです。被災地のニーズは時間がたつにつれ変わってしまいます。発災直後は水、はがき、生理用品などいろんなものが必要で、それは数があるだけ助かるもの。しかし落ち着いてきてそれらが必要十分あるにもかかわらず、水、毛布、簡易型のダンボール型ベッド、乾電池、化粧品、子ども用のミルク、おしめなどが多く送られてきました。ニーズにマッチしない上に数もすごいので、持て余してしまいました。
どうしてこんなに炎上したんでしょうかね?
不思議です。
善意の人に狂気とか愚者とか言えちゃう精神性が怖い
ま、どっちにしろです。
僕が言いたいのは「いりません」でいいのに、「狂ってる」とか「愚か者」とか、「迷惑だからカネくれ」とか、ちょっと普通じゃ言えないセリフについてです。
こんなものに「いいね」を押せる人こそ、僕は狂気だと思うんですが、これが世の中の実態だとしたら悲しいを通り越して「恐ろしい」です。
まあ、ツイッターには子供もまざってるので、まともな大人は同意してないことを祈りますが。
でも、まあ、どっちでもいいかなって思いもあります。
今って、そういう時代でしょ?
という、あきらめの境地。笑
そして、いちおう念のため、被災地や戦地に千羽鶴は送らない方がいいとは思います。
もう東日本大震災の時からそれは言われていることだからです。
もちろん「ほしい」って言われたら送ればいいのかなって思いますけどね。
思いって通じますからね。
って、そんなの証明できませんけどねー。苦笑
なので唯物論的合理主義者の方には折り鶴の効果でさえ理解されない事でしょうけども……。
それと、まあ……、言ってしまえば「古い」のかもしれませんね、折り鶴って。
僕は思いが通じれば何でもいいって思いますけどね。